有限会社大一工業
コンセプト
有限会社大一工業では、自動車の様々なパーツの製造をメインで行っております。
車のような機械の商品でも、やはり人間の手で作らないといけない部分があります。
そのパーツには大小さまざまな商品がありますが、どれとしても手を抜いてはいけない大切な部品です。
その部品の制作依頼をいただいて、我々は仕事をさせていただいております。
ご依頼いただいているからには、一切妥協は致しません。
作業効率を上げられるように努力して、これからもものづくりをする中で、その責任の一端を守っていくことを弊社の使命と考え、 これからもより多くのお客様のニーズに応じたパーツ(商品)をご提供すべく技術力を一層高め、挑戦を続けて参ります。
人間は機械ではないので、一点一点真心こめて、仕事をさせていただいております。
現在は車の部品の受注がメインになっておりますが、様々な技術を手に入れて業務を行っていきたいと思っております。
代表挨拶
有限会社大一工業は自動車産業が盛んなこの愛知のものづくりに携わってまいりました。
様々なお客様にご愛顧いただき、お客様のニーズを的確に捉えることで今も尚、愛知の盛んなものづくりを担わせていただいております。
弊社は素早く柔軟な対応をモットーとし、お客様にご満足していただいております。
時代の変化と共にニーズは変化しており、弊社はお客様のニーズにしっかりと対応することができるよう、従業員が一丸となって努力していく社風を大切にしていくと共に、地域とのつながりを大切にしていきたいと考えております。
お客様と地域から愛される企業を目指して、今後もより一層精進してまいります。
自動車製造工場ではどんな仕事をするの?
自動車の製造ではプレス加工をして新たなパーツを作ったり、たくさんの部品を別の工場から取り寄せて組み立てたりと、いくつもの生産工程を経て車体を完成させます。
主な生産工程にはプレス、溶接、塗装、エンジン製造、組立て、検査があります。
愛知県知立市の有限会社大一工業ではこの工程の中でも女性でも安心して働けるような、プラスチックや布を取り扱う安心・安全な作業ばかりです。
ボンネットやドアなど、車体を構成するパーツを形づくる工程です。
鋼版という金属の板を切り、プレス機で圧力をかけてパーツの形に成形します。パーツの成形だけでなく、穴あけや曲げ加工も行います。最後にできたパーツを運搬するまで、一連の工程は全て機械で行われます。
従業員が直接パーツに手を触れて作業することはまずなく、機械が自動で作業を行います。機械が滞りなく作業を行なっているか見守り、必要なオペレーション(例えば材料の供給や、異常発生時の上司への報告と指示に従った処置等)を行うことが主な仕事になります。
自動車の骨格となるパーツを、熱によって接合する工程です。
最初にインナーパネルという、内側の骨格を溶接して組み立てます。次にアウターパネルという外側の骨格を溶接し、最後にドアを溶接して自動車の骨格が完成します。
溶接の作業のほとんどは機械が自動で行います。プレスと同じように、人間は機械のオペレーションを行うことで工程が進みます。
しかしプレスと違い、溶接がきちんと行われているかを人の目や手触りなどで検査する、「人にしかできない工程」があります。車体によっては2,000カ所以上もある接合部を、丁寧かつ確実に確認しなければならないため、注意力が必要な仕事と言えます。
自動車の骨格が出来上がったら、次は塗装です。
塗装は自動車をキレイに仕上げるため、またサビやホコリから守るために、何種類もの塗料を重ねて塗っていきます。
最初に行うのは電着塗装です。電流を通しやすい塗料でいっぱいになったプールに自動車を沈め、電気を使ってまんべんなく塗装します。
次に、鋼板のつなぎ目やすき間にシーラー塗装を行います。シーラーとは「シール・seal」=「接着する、塞ぐ」という意味の言葉で、水やホコリの侵入を防ぐためにすき間ができやすい部分を覆うのです。
エンジン製造の工程は、鋳造(アルミニウムを溶かして型に入れて部品を製造します)、機械加工(穴を開けたり削ったりする工程です)、熱処理(高熱で表面を固くすることで耐久度を高めます)、エンジン組み立て、検査、といったものがあります。
自動車の心臓部分と言えるエンジンを製造するだけあって、ここでは人による作業が増えます。特に組み立ては人の手作業で部品を取り付けていきます。正確に、素早く作業を進める必要があります。
組立てが終わったら精密検査を行います。わずかな歪みやキズが不具合の元になるため、ミクロン単位でのチェックを行います。検査が終わると試運転を行い、問題がなければ車体組み立ての工程に送られます。
いよいよ自動車を完成させる工程です。出来上がった車体に、エンジンや別の工場で製造された部品を取り付けていきます。
作業は機械が自動で行うものと、人の手作業が入るものがあります。特にエンジンは数人がかりで連携して組み込みます。
ガラスやドア、シートやタイヤなどを次々と組み込んでいくと、どんどん自動車の形ができ上がっていき、自動車好きならたまらない満足感が得られるでしょう。
完成した自動車がお客様に出荷できる状態になっているか、人の手で入念な検査を行います。
検査スタッフは各工場で定められた研修を経て認定を受ける必要があります。メーカーによっては技能の習熟に応じた認定制度があります。
主な工程は外装検査・内装検査・各種検査となっています。
外装検査では車体に傷や汚れができていないかを見るだけでなく、ドアの開け閉めが正常に行えるかなども検査します。
内装検査では実際に乗り込んで、傷や汚れ、組み込みにズレなどがないかを検査します。
各種検査では走行に問題がないか、ヘッドライトやウィンカーが正常か、足回りのオイル漏れや冷却水漏れが起きていないかなどを検査します。
全ての検査で合格した自動車のみが、出荷されていきます。もし一項目でも合格できなかった場合は担当の工程に戻されて修理されたのち、もう一度検査を行います。